「参議院選挙にあたり排外主義の扇動に反対するNGO緊急共同声明」に賛同しました!
参政党や日本保守党の外国人排斥の主張は、数年前の選挙運動時から気にはなっていましたが、一部の極端な右翼思想をもつ人々が仲間意識を高めるために利用するスローガン、程度に考えていました。しかしここへきて、参政党が「日本人ファースト」というわけのわからない標語を打ち出し複数の議席を獲得する見込み、という恐ろしい状況を目の当たりにしています。
多文化共生を進め、日本を選んで来てくれた人たちの権利が守られていない現状を変えていかなければならないはずなのに、それに逆行するような、デマに等しい訴えが許され、賛同する人々が増えている。そして既成政党さえそれに同調するような動きを見せるという状況に、何とも言えない恐怖を感じています。なるほど、このようにしてアメリカは第2次トランプ政権を生み出していったのか、と妙に納得したりもします。
誰もが安全・安心に暮らせる地域の実現を目指す私たちは、こうした現状に心を痛めており、移住連や反貧困ネットワークなどが呼びかけてくれた声明に激しく賛同し、賛同団体として名を連ねることにしました。
<移住連のウェブサイト>
https://migrants.jp/news/voice/20250708.html
選挙まであとわずか。
良識ある市民一人ひとりの一票だけが、間違った排外主義を止められるのだと思います。
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